shinmのブログ

ITエンジニアの日常。

そこの人員はTBDでお願いします?

つい先日、何気なくプロジェクト体制図の資料を見ていたら、
その中に「TBD」と書かれた箇所を発見した。
他のところを見ると、担当者の名前が入っているので、何か事情があって決まっていないのか、
「誰かがやります」という意味なのか、と思い調べてみた。

TBDとは - 意味/解説/説明/定義 : マネー用語辞典

TBD

読み方 : ティービーディー
フルスペル : To be determined
分類 : その他 

 現在は未定だが、将来には決定する、という意味の言葉。英語のTo be determinedに由来する略語である。
 例えば、組織における体制図やシステムの仕様書などで、未定の事項がある場合にTBDと記載されることがある。
 しかし、ただ単に未定とするだけではなく、その理由と、いつまでに誰が、どのように決定させていくのかを理解しておく必要があるといえる。

要するに「まだ未定だけど、今後決める予定ですよ」という、
「前向きに検討します。」という意思を込めた「未定」表記だと認識した。


外資系の人(僕の場合、SEさん)と仕事してると、資料やメールに上記のような略語を使用されることが多いので、
初めて見たときは、意味を調べないと分からないことが多い。
例えば、メールの先頭にFYIだけを記載されて転送メールをもらった。
すぐに意味を調べて、「なんだ、参考までにか・・」みたいな印象を持ったことを覚えている。

FYI - [パソコン用語集]All About

FYI

FYIとは、For Your Informationの略で、「参考までに」という意味でしばしば使われる。
語源は、IETF(インターネット特別技術調査会)が発表するインターネット技術に関する文書にある。
IETFは、「RFC(Request For Comment)」と呼ばれる、インターネット技術の標準仕様についての文書を公開しているが、FYIはRFCのシリーズの一つとして発表された。

では、なぜFYIが「参考までに」の意味で使われるようになったかと言うと、FYIの文書は技術の標準化を目指すものではなく、参考程度といったレベルの情報をリリースするものであったからである。このことから、インターネット技術者の間で「参考までに」といったニュアンスで使われるようになり、それが一般的に広まっていったものと考えられている。


こういう略語は、
わざわざ、省略してわかりにくくしてるのか?と思うこともあったりして僕はあまり好きではない。


「相手の分かる言葉で説明すること」がコミュニケーションの最低条件と個人的には思っているので、
相手が知っているという前提での略語は、できるだけ使わないようにしようと思った。